なぜ美容師になったのか

私は小さいときから美容師になりたかった

私の母は和楽でである

お筝の教授をしており

おんとし80歳でもまだ現役バリバリで

お弟子さんにお筝を教えている

そんな私も実は

小さいときから

ピアノが習いたい!なんて言ったら

説教されるほど

お筝の生活を 過ごしてきた

レッスンはあまり好きではなかったが

年に一度 発表会がある!

振袖を着て 日本髪を結う

お化粧をして

小さいながらも

鏡の中の自分がどんどん

自分ではないようにきれいになっていく。

髪を結いあげてくれる美容師さんが

まるで 魔法使いのように 思えた♡

そして私は保育園の頃から

魔法使いになる事を決意した 笑

・・・そして念願の 魔法使いになった

魔法使い歴は30年近く

新人の頃に 手がタダレ

指におつめが入らなくなり

次第に箏の生活は、遠退いた

残念ながら 今では

厄介極まない病に好かれ

現場を降りる事になった

私の仕事の回りには

魔法使いが たくさんいる

現場にたてなくとも

現場の話を聞くだけで

又魔法使いに戻ったような気がする

私はお客様に魔法をかけられる

美容師っていう仕事が大好きである。

今日から

お盆で実家に帰省である

おんとし80歳の母の部屋からは

今日も

箏の音色が

亡き父のために

響き渡る

母も小学校3年生の時から

箏を習い始め

70年

好きなことを仕事に出来る70年

母の人生を見習いたい。

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